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作品紹介サイトを作りたい

アーティスト自身が「セルフプロデュース」するひとつの手段として、”Webサイト作成”の重要性を(「セルフプロデュースって本当にできるの?」)ページに掲載しました。
しかし作品制作の合間縫って、Webサイト作成・更新を行うことはあまりにもハードルが高いと推察されます。しかしアーティスト自身の過去の作品記録フィルムをデジタル化し(「昔の作品記録フィルムをデジタル化したい」)、各作品のメタデータをスプレッドシートにまとめるところまではアーティスト自身が行いましょう。まずは「作品紹介サイト」制作時に必要なもの、そして必要なスキルをまとめました。

目次

Webサイト作成に必要なものは?

一般的にアーティスト自身がWebサイトを制作するには、「ユーザのネット環境は?」「サイト情報をアップするサーバー環境は?」「ドメイン名は?」「制作に必要な機材?」「制作に必要なアプリケーションは?」「Webサイト更新に必要な環境は?」「事前に用意する画像、動画などの情報」「事前に用意する作品のメタ情報」「事前に用意する作品制作へのコンセプト」などが必要となります。

  1. 「ネット環境は?」
    Webサイト制作するネット環境は、安定した高速のネット環境が必要です。特にCMSを利用する場合には、制作用パソコンとサーバー間で絶えずファイルの送受信を行います。

    インターネットに接続する回線:光回線、CATV回線のいづれかを選びましょう。
    プロバイダ:安価なプロバイダを選択しましょう。回線業者とプロバイダの契約がワンセットとなり、契約手続きを簡素化している場合があります。
    パソコン周辺機器;サイト閲覧、サイト制作に特別なパソコンは必要ありません。ブラウザ、テキストエディタ、またCMSを利用の場合はCMS管理画面などを同時オープンすることがあります。できるだけモニタサイズは大きい方が作業効率が上がります。デュアルモニタでの使用も一押しです。

  2. 「サーバー環境は?」
    自宅でサーバーを構築することもできますが、これに要する時間や技術的難易度、そして安全性を考慮すると、プログラマー・システムエンジニアでもなければ行わない方が賢明です。独自アプリや仮想OSを利用したりする人は「VPS」を、WebサイトやECサイトならば「共用レンタルサーバー」の選択をお薦めします。

  3. 「ドメイン名は?」
    インターネット上の住所のようなものです。ドメイン名を取得することによりWebサイトの「URL」や「メールアドレス」として利用できます。まずは利用したいドメインが申請できるかどうかを確認します。取得自体は先着順なので、分かり易いドメイン名を手に入れましょう。このドメイン名をDNSサーバーに登録して、はじめて使えるようになります。

  4. 「制作に必要な機材?」
    最新OSとメインメモリーが16GB以上であれば、高級なCPUパソコンは必要ありません。また「HD」を「SS」にドライブとして搭載するとより快適に動作するようになります。
    スキャナ、プリンタ、スピーカ、Webカメラは必要に応じて揃えてください。作業効率を上げるため大きいサイズと解像度のモニタを用意しましょう。デュアルモニタでの作業も良いですね。

  5. 「Webサイト更新に必要な環境」
    Webサイト更新には4.の制作環境があれば十分ですが、タブレットやスマホからの更新も条件によっては可能です。

  6. 「制作に必要なアプリケーション」
    パソコン上のアプリケーション『ブラウザ』『テキストエディタ』『画像処理』『動画編集』は必須です。必要に応じてCMSなどの管理画面を利用し、『Web編集』『ブラウザ上の各種サービス』などを加えて作業を行います。

  7. 「制作時に必要なコーディングやプログラムの知識」
    アーティスト自身が「html」「css」「js」「php」を学び、活用できるようになるまでには、時間や技術共にあまりにもハードルが高すぎます。アーティストは作品制作に時間を費やした方が賢明ではないでしょうか。

  8. 「使い勝手の良いデザイン」
    デザイン、特に「見栄え」にこだわりを持つアーティストは多く見受けられます。しかし本当に大切なことは「サイト内容の充実」であり、多くの人にとって「わかりやすく」そして「使いやすい」ことが何よりも大切です。ユーザビリティを高めることは、Webサイトのコンバージョンを高めることにも繋がります。また近年ではスマホやタブレットを主に使用するネットユーザーが増加しています。各デバイスに対応するレスポンシブデザインはSEO評価の対象でもあります。

  9. 「Webサイト周辺のセキュリティ対策」
    サイバー攻撃で生じるWebサイトへのリスクでは、次のようなことが考えられます。

    まずパソコンをネット環境なしに利用するケースは稀で、通常はインターネット環境で「ダウンロード」「アップロード」「メール」「各種SNS」「クラウド」などを利用して、手軽に情報のやり取りを行います。しかしその反面、外部からの攻撃を受けやすくなります。ネット環境がなくても、各メディアを介しての情報交換でも同様のリスクが生じます。情報交換時の「仕掛け」は、気付かない内にじわじわとパソコンやスマホ内に侵入してきます。「スパム」メールや最近では「SNSスパム」も登場。きっと誰もが身近で経験している事と思われます。
    これらのリスクを軽減するには、WebサーバーやWebサイトそしてPC周辺に、様々なセキュリティ対策を施す必要があります。Webサイトを制作しなくても、日頃から『ネットライフ』をされる方であっても、OS・各種アプリケーションは最新のバージョンにしておきましょう。またPCやモバイルでは共にウィルス対策を行いましょう。

  10. 「事前に用意する情報(画像、動画)」
    Webサイトで画像や動画を利用するには、”ファイル名の制限に注意すること”と動作をスムースにするため、”画像や動画の圧縮などの最適化”が必要です。詳しくは下記の記事をご覧ください。
    「昔の作品記録フィルムをデジタル化したい」➡
    「マスターデータを作成する(画像データ)」➡

  11. 「事前に用意する情報(作品のメタ情報)」
    画像や動画のファイルと作品のメタ情報を紐づけ、マスターデータとして”作品のメタ情報”をまとめておきましょう。
    「マスターデータを作成する(画像リスト)」➡

  12. 「事前に用意する情報(作品制作へのコンセプト)」
    「コンセプトがないのが私の作品だ!」というアーティストもいるでしょうが、アーティスト自身が制作への想いを「言葉の葉っぱ」に託すことも、アートファンが、アーティストを身近に感じるのに有効な手段と思われます。アーティスト自身の言葉で、アートファンに作品制作へのコンセプトを伝えましょう。

Webサイトを自前で制作する場合のまとめ

パソコンとその周辺機器設定やネット環境は、Webサイトを運営する上で最低限必要です。アーティスト自身がサイトを制作するには、「html」「css」などのスキルも不可欠となり、またサイト制作時の業者と交わす「サーバー契約」「ドメイン契約」「サーバー設定」「SSL設定」などの有料サービスの契約も必須となります。最近は「簡易サイト制作ツール」が数万円で販売されているのをよく見かけるようになりました。しかしこれらの有料ツールは、上記の7.8.9.をカバーするのですが、サイト制作の経験がなければ、残念ながら「簡単に」使いこなせるものではありません。これらの作業はアーティストにとってはハードルの高い作業となってしまいます。

STEP
第1段階(アーティスト自身が行うこと)

作品制作時に作品情報もデジタルデータとして整理しましょう。これは本人自身が作成します。
1.4.5.と10.11.12.

STEP
第2段階(サイトを独自に管理する)

レンタルサーバーでサイトを管理するには、DNSサーバーやメールサーバーの設定。セキュリティ対策、そしてサイト解析なども自身で管理することができます。
2.3.9.

STEP
第3段階(Webサイトを自前で作成したい)

ゼロから作成する場合には、Webデザイナレベルのスキルが必要となるかも知れません。「簡易サイト制作ツール」を利用すれば、デザインの自由度は少なくなりますが、「ユーザビリティ」「SEO」「セキュリティ」などの高品質でバランスの良い「Webサイト」を手に入れることができます。
6.7.8.9.

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