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アート作品を整理しよう

作品制作後、アート作品をどのように整理すればよいのでしょうか?

アーティストは作品制作後、アート作品をどのように整理すれば良いのでしょう?
制作した作品そのものは、空気調整(温度・湿度)とともに、直射日光を避け紫外線による色落ちなどの注意が必要となりますが、ここでは、アート作品情報を各メディアで利用する場合に不可欠なデジタル情報についてまとめています。

目次

マスターデータの必要性

アートビジネスには多くの人々が関わっています。アーティスト、ギャラリー、コレクター、ディーラー、オークションハウス、キュレーター、美術評論家、その他画材や額縁を扱う業者などなど。アート活動を行う時には、これらの人達と”アーティスト情報やアート作品情報”を共有します。できれば事前にこれらの情報をアーティスト自身が整理する必要があります。

アート情報をデジタル化しよう

プリントアウト、動画、webサイト、SNSなどの作業を行うには、”アーティスト情報”や”アート作品情報”のデジタル化が必要となります。まずはそれらのベースとなる「マスターデータ」を作成します。
ローカル環境でプリントアウトする場合は、ひらがな・漢字などのファイル名を自由に使えるのですが、インターネットの世界では1バイトの文字コードしか使えません。マスターデータで扱うファイル名は、どの用途にもそのまま使えるネーミングがお薦めです。
「参考:文字コードUTF-8とは〜世界で最もポピュラーな文字コードとその仕組みを学ぼう」⇨
デジタルデータにおいて汎用性を高めるには、どのような作業においてもそのまま使用できるファイル名つけ、できるだけひとつの作品にはひとつの画像データファイル名で活用できるよう、保存する習慣をつけてください。

マスターデータの利用方法

アナログ系作品は、通常スキャナ入力やデジタルカメラで撮影後、パソコンにデジタルデータとして保存します。この「マスターデータ」は、高解像のまま色調補正とファイル名を整えて保管します。
デジタルカメラで扱われる画像データは、通常jpegフォーマットが多く使われています。もっと高品質なデータが必要な場合も、”RAW”や”Cinema RAW”などのデータも同じ場所に、ファイル名を変えずに異なった「拡張子」で保存します。かならず作品画像データはひとつのファイル名で整理しましょう。同じデータ内容のファイル名が、日本語や英語などの複数の表記があると、作業中混乱や間違いの原因となります。
次にマスターデータ内のファイル名は、はじめに「西暦+月」を付けると、ファイル管理ツール上でワンクリックだけで時系列順に並び、欲しいファイルを素早く見つけることができます。これらの情報がマスターデータとしてひとつにまとまれば、”DM”はもとより”ポスター”、”Webサイト”、”作品ムービー”、”作品スライドショー”、”SNSにアップ”など、いろんな場面で利用し易くなります。
また保管方法としてマスターデータは、ハード面・ソフト面でのセキュリティーを高めるために、外付けメディアとクラウドの最低2ヶ所に、定期的に最新データのパックアップ取ることをお勧めします。ヒューマンエラーエラーを極力避けるためにも、パックアップなどの作業スケジュール管理も忘れずに行いましょう。

master

マスターデータは、高解像で色調補正などの処理後に、ファイル名を整えて保管します。プリントアウト、動画、webサイトなどの用途に合わせて、分かり易い名前のフォルダを作成し、マスターデータフォルダから利用するデータのみを複製します。(ファイル移動ではありません)
最適なサイズに変更後、ファイル名もサイズに合わせて「w1200-」のようなワードを加えてから使用するのも良いでしょう。

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